正答3
解説
正解は3です。
超低エネルギー食(VLCD)の適応と実施方法を問う問題です。
VLCDは1日600kcal以下の食事で、高度肥満症に対して医師の厳重な管理のもとで短期間行う治療法です。
【選択肢別解説】
1:× VLCDは、低血糖、電解質異常、不整脈などの危険を伴います。
原則として入院で管理しながら行い、外来通院治療とはしません。
2:× VLCDは、副作用を避けるため短期間に限って行います。
6か月以上継続する方法ではありません。
3:○ インスリン治療中の患者がVLCDを行うと、エネルギー摂取が極端に少ないため重い低血糖を起こす危険があります。
そのため禁忌とされています。
4:× VLCDは1日600kcal以下の食事です。
1,000kcal/日は、低エネルギー食(LCD)の範囲です。
5:× VLCD中は、脱水や尿酸値の上昇を防ぐために十分な水分摂取が必要です。
水分を制限するのではありません。
【ポイント】
VLCDは「600kcal/日以下・入院・短期間」が基本です。
インスリン治療中の患者や1型糖尿病の患者には行いません。