正答2
解説
正解は2です。
代表的な薬物の作用を問う問題です。
栄養管理の場面でよく使われる薬について、作用を正しく対応させます。
【選択肢別解説】
1:× アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬は、アンギオテンシンⅡの生成を抑えて血圧を下げる薬です。
コレステロール合成を抑制するのは、HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)です。
2:○ α-グルコシダーゼ阻害薬は、小腸で二糖類を単糖に分解する酵素を阻害します。
糖の吸収が遅れるので、食後血糖値の上昇を抑えます。
3:× アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを阻害して尿酸の生成を抑える薬です。
血圧を下げる薬ではありません。
4:× マジンドールは、食欲中枢に作用して食欲を抑える薬です。
高度肥満症の治療に用いられ、食欲を亢進させるのではありません。
5:× ラクツロースは、腸内でアンモニアの産生や吸収を抑える合成二糖類です。
肝性脳症の治療や便秘に用いられ、低血糖の予防薬ではありません。
【ポイント】
α-グルコシダーゼ阻害薬は食後高血糖の改善薬です。
服用中に低血糖が起きたときは、ショ糖ではなくブドウ糖で対処することもあわせて覚えます。