正答3
解説
正解は3です。
死亡率・有病率・合計特殊出生率・平均寿命など、基本的な疫学指標の定義を問う問題です。
分母と分子に何を置くかを正確に区別することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× この記述は死亡率ではなく致命率の定義です。
死亡率は、一定期間の死亡数を人口で割った値です。
2:× 単位人口当たりの一定期間の新規発症者数は、有病率ではなく罹患率です。
有病率は、ある時点で疾病を有している人の割合です。
3:○ 年齢調整死亡率は、観察集団の年齢構成が基準人口と同じだと仮定して算出した死亡率です。
年齢構成の違いを取り除き、地域間や年次間で比較できるようにした指標です。
4:× 合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計したものです。
1年間の出生数を15〜49歳の女性人口で割った値は、一般出生率といいます。
5:× 平均寿命は、死亡者の死亡時年齢の平均ではありません。
生命表から求めた0歳時点の平均余命を指します。
【ポイント】
致命率は「その病気の患者のうち死亡した割合」、死亡率は「人口当たりの死亡数」です。
有病率は時点の割合、罹患率は期間中の新規発生の割合と区別します。