正答3
解説
正解は3です。
高齢者に多い脱水、サルコペニア、誤嚥、褥瘡、フレイルなどの病態と、その対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 尿失禁そのものが、体内の水分を大きく失わせるわけではありません。
問題となるのは失禁を気にして水分摂取を控えることによる脱水なので、記述は誤りとされます。
2:× サルコペニアは、加齢に伴う筋肉量の減少と、筋力または身体機能の低下で評価します。
内臓脂肪量で評価するものではありません。
3:○ 顎を上げた姿勢では、咽頭と気管が一直線に近くなり、食物が気管に入りやすくなります。
誤嚥の予防には、顎を軽く引いた姿勢で食べることが勧められます。
4:× 褥瘡の治癒には、組織の修復に必要なたんぱく質を十分に補給することが重要です。
たんぱく質を制限するのは誤りです。
5:× フレイルの予防には、筋肉量と筋力を保つための適度な身体活動が欠かせません。
身体活動を制限するのは誤りです。
【ポイント】
誤嚥予防の基本姿勢は「顎を引く」です。
高齢者の褥瘡・サルコペニア・フレイル対策では、十分なたんぱく質と身体活動が共通の柱になります。