正答4
解説
正解は4です。
肥満の判定基準とメタボリックシンドロームの診断基準、脂肪組織の働きを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 日本肥満学会の基準では、BMI(体格指数)25kg/m²以上を肥満とします。
23kg/m²以上ではありません。
2:× メタボリックシンドロームの診断に、LDLコレステロール値は用いません。
脂質の項目は、中性脂肪150mg/dL以上かHDLコレステロール40mg/dL未満です。
3:× 肥満は、骨粗鬆症のリスク因子ではありません。
体重による負荷が骨にかかるため、肥満ではむしろ骨量が保たれやすくなります。
骨粗鬆症のリスク因子となるのは、肥満ではなくやせ(低体重)です。
4:○ 腸間膜に蓄積した脂肪は、腹腔内にあるため内臓脂肪に分類されます。
内臓脂肪の蓄積は、インスリン抵抗性の原因になります。
5:× レプチンは、脂肪細胞から分泌され、視床下部に働いて食欲を抑制します。
食欲を亢進させるのは胃から出るグレリンです。
【ポイント】
メタボリックシンドロームは、ウエスト周囲長(男性85cm以上、女性90cm以上)が必須です。
そのうえで脂質、血圧(130/85mmHg以上)、空腹時血糖(110mg/dL以上)のうち2項目以上を満たすと診断します。