正答4
解説
正解は4です。
身体計測値から、どのような体組成や体格の指標が推定できるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 下腿周囲長から推定されるのは、身長ではなく骨格筋量です。
高齢者の筋肉量や栄養状態の評価に用いられます。
2:× 肩甲骨下部皮下脂肪厚から推定されるのは、上腕筋囲ではなく体脂肪量(体脂肪率)です。
上腕三頭筋部皮下脂肪厚と組み合わせて体脂肪率を推定します。
3:× 膝下高から推定されるのは、上腕筋面積ではなく身長です。
立位がとれない寝たきりの人などの身長推定に用いられます。
4:○ ウエスト周囲長から推定されるのは、内臓脂肪面積です。
日本のメタボリックシンドロームの基準では、内臓脂肪面積100 cm²に相当するウエスト周囲長として男性85 cm、女性90 cmが用いられます。
5:× 上腕周囲長から推定されるのは、体脂肪率ではなく上腕筋囲・上腕筋面積です。
上腕周囲長と上腕三頭筋部皮下脂肪厚を組み合わせて計算し、筋たんぱく質量の指標とします。
【ポイント】
上腕筋囲(cm)=上腕周囲長(cm)-π×上腕三頭筋部皮下脂肪厚(cm)で求めます。
膝下高は身長、ウエスト周囲長は内臓脂肪、皮下脂肪厚は体脂肪と対応させて覚えます。