正答3
解説
正解は3です。
リンパの流れ、刺激伝導系、門脈、心拍出量と血圧の関係を問う問題です。
動脈血・静脈血の区別は、血管の名前ではなく血液に含まれる酸素の量で判断します。
【選択肢別解説】
1:× リンパ液は、鎖骨下動脈ではなく静脈に流入します。
全身のリンパの多くは胸管に集まり、左の鎖骨下静脈と内頸静脈の合流部(静脈角)に注ぎます。
2:× 洞房結節は、左心房ではなく右心房に存在します。
上大静脈の入口付近にあり、心臓の拍動のリズムを作るペースメーカーとして働きます。
3:○ 門脈を流れる血液は、静脈血です。
胃や腸などの消化管と脾臓を通って酸素が消費された血液を、肝臓へ運ぶ血管だからです。
4:× 心拍出量は、右心室と左心室でほぼ等しくなります。
肺循環と体循環は直列につながっているため、左右の心室が送り出す血液量は同じになるからです。
5:× 末梢の血管が収縮すると、血圧は低下するのではなく上昇します。
血管が細くなって末梢血管抵抗が増えるからです。
【ポイント】
血圧は「心拍出量×末梢血管抵抗」で決まります。
肺動脈には静脈血、肺静脈には動脈血が流れる点もあわせて覚えておきましょう。