正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
生活習慣病の概念と、わが国での位置づけを問う問題です。
「成人病」から「生活習慣病」へ名称が改められた背景を理解しておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 生活習慣病は、「成人病」と同義ではありません。
成人病は加齢に着目した概念ですが、生活習慣病は食生活や運動などの生活習慣が発症に関わることに着目した概念です。
2:○ 健康日本21(第二次)では、生活習慣病をNCD(非感染性疾患)対策の枠組みでとらえています。
がん・循環器疾患・糖尿病・COPDを主要なNCDとして対策を進めています。
3:× 一次予防の開始時期は、学童期以降ではありません。
生活習慣は幼少期から形成されるため、乳幼児期を含む早い時期から予防に取り組むことが大切です。
4:× 医科診療医療費に占める生活習慣病の割合は、5割を超えていません。
悪性新生物・高血圧性疾患・脳血管疾患・糖尿病などを合わせて、約3割です。
5:○ 生活習慣病による死亡は、死因別死亡割合の約6割を占めます。
悪性新生物・心疾患・脳血管疾患などが死因の上位を占めているためです。
【ポイント】
1996年に「成人病」が「生活習慣病」と改称され、生活習慣の改善による一次予防が重視されるようになりました。
「医療費の約3割、死亡の約6割」という数字の対比を押さえておきましょう。