正答2
解説
正解は2です。
代表的な症候が起こる仕組みと、体温・出血の基本知識を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× チアノーゼは、血中の還元ヘモグロビンが増えることで皮膚や粘膜が青紫色になる状態です。
血清クレアチニン値は腎機能の指標で、チアノーゼとは関係しません。
2:○ 黄疸は、血清ビリルビン値が上昇し、皮膚や眼球結膜が黄色くなる状態です。
一般に2~3mg/dLを超えると、目で見てわかる黄疸になります。
3:× 浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇ではなく低下によって生じます。
低アルブミン血症では膠質浸透圧が下がり、水分が血管外へ移動します。
4:× 直腸温は体の深部の温度を反映するため、腋窩温より高くなります。
5:× 吐血は、消化管(主に上部消化管)からの出血を口から吐くものです。
呼吸器からの出血は喀血といいます。
【ポイント】
浮腫の原因は、膠質浸透圧の低下、毛細血管内圧の上昇、血管透過性の亢進、リンパ流の障害です。
吐血は消化管、喀血は呼吸器と区別しましょう。