正答4
解説
正解は4です。
神経伝達物質、ホルモン受容体、細胞内情報伝達の仕組みを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 交感神経終末(節後線維)の伝達物質は、アセチルコリンではなくノルアドレナリンです。
アセチルコリンは副交感神経終末や自律神経節の伝達物質です。
2:× 肝細胞のグルカゴン受容体が刺激されると、グリコーゲンの分解が促進されます。
グリコーゲンの合成は抑制されます。
3:× アドレナリン受容体は、核内受容体ではなく細胞膜にあるGたんぱく質共役型受容体です。
核内受容体には、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンの受容体があります。
4:○ cAMP(サイクリックAMP)は、ホルモンが受容体に結合した後に細胞内で生じるセカンドメッセンジャーです。
たんぱく質リン酸化酵素(プロテインキナーゼA)を活性化して情報を伝えます。
5:× 肝細胞のGLUT2は、インスリンの作用を受けずに働きます。
インスリンが作用するのは、骨格筋や脂肪組織のGLUT4です。
【ポイント】
水溶性ホルモンは細胞膜受容体、脂溶性ホルモンは核内受容体と整理しましょう。
インスリンはGLUT4を細胞膜へ移動させて、グルコースの取り込みを増やします。