第115回 看護師国家試験 午後問199
創傷の治癒過程において肉芽組織が形成されるのはどれか。
正答5
解説
正解は5(選択肢5番目「増殖期」)。
創傷治癒過程は止血期(受傷直後〜数時間、血小板凝集と血液凝固)→炎症期(数時間〜数日、好中球・マクロファージによる感染防御と壊死組織除去)→増殖期(受傷後数日〜数週、肉芽組織形成・血管新生・上皮化)→成熟期・再構築期(数週〜数年、コラーゲン再構築と瘢痕成熟)の4段階で進行する。
増殖期には線維芽細胞によるコラーゲンとフィブロネクチン産生、血管新生による豊富な血流、創底からの肉芽組織充填、創縁からの上皮細胞遊走による上皮化が活発に起こる。
1の炎症期はマクロファージ主役で、3の出血期は受傷直後の一過性の現象。
4の成熟期はⅢ型コラーゲンがⅠ型に置換されながら瘢痕が成熟する時期。
各期の主役細胞・看護目標(湿潤環境保持、感染予防、栄養管理)を整理することが褥瘡や術後創管理の基本となる。まとめて解く
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