第115回 看護師国家試験 午後問196
心臓からの血液の拍出について正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4(選択肢4番目「心房拡張期の途中で房室弁が開く」)。
心周期において、心室の等容性弛緩が終了し心室内圧が心房内圧を下回った時点(心房拡張期の途中)で房室弁(僧帽弁・三尖弁)が開放し、心房から心室への急速流入が始まる。
その後心房収縮期に追加流入が起こる。
1は静脈還流量と心拍出量は基本的に等しい(長期的にはバランスする、フランク・スターリングの法則)。
2は左右の拍出量は等しい(肺循環=体循環、これが破綻すれば心不全)。
3の左右動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)は同時には閉まらず、肺動脈弁の閉鎖がやや遅れ、これがII音の生理的分裂として聴取される。
5は心室収縮初期は等容性収縮期で動脈弁はまだ閉じており、心室内圧が動脈圧を超えてから動脈弁が開いて駆出が始まる。
心周期と心音、心電図、圧曲線の対応理解が心臓生理の基本である。まとめて解く
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