第115回 看護師国家試験 午後問185
経産道感染するのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
経産道感染(産道感染)は分娩時に新生児が母体の産道粘膜や血液、分泌物を介して感染するもので、B群溶血性レンサ球菌(GBS:Group B Streptococcus)が代表例である。
GBSは新生児敗血症・髄膜炎・肺炎の原因となり、致死率も高いため、妊婦は妊娠35〜37週でGBSスクリーニング培養検査を行い、陽性の場合は分娩時に経静脈的抗菌薬投与(ペニシリン系)を行う。
他に淋菌、クラミジア、B型肝炎、HSV、HIVなども産道感染する。
1のトキソプラズマは経胎盤感染(妊娠中の初感染で先天性トキソプラズマ症)、2のパルボウイルスB19(伝染性紅斑)も経胎盤感染で胎児貧血・胎児水腫を起こす。
4のHTLV-1(成人T細胞白血病ウイルス)は母乳感染が主経路で、現在は完全人工乳栄養または短期母乳栄養が推奨される。
感染経路の整理は周産期看護の基本である。まとめて解く
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