第115回 看護師国家試験 午後問182
A ちゃん( 4 歳、女児)は 1 か月前から発熱が続いており、大学病院に紹介され入院した。
静脈麻酔で鎮静して骨髄穿刺を行うこととなった。
検査に際して適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
骨髄穿刺で上後腸骨棘から穿刺する場合、児を腹臥位(または穿刺部位を上にした側臥位)にして穿刺部位を露出する。
小児では成人で用いられる胸骨穿刺は心臓損傷の危険があるため禁忌で、後腸骨稜(上後腸骨棘)が標準的部位となる。
2は骨髄液は骨皮質を貫通して骨髄腔から採取され、骨膜(骨表面の結合組織膜)からではなく誤り。
3の穿刺直後は止血の後、滅菌ガーゼで圧迫し、消毒(クロルヘキシジンやポビドンヨード)は穿刺前に行うものでありヨード系消毒薬を穿刺後の処置とするのは誤り。
4の検査終了後の安静は通常1〜2時間程度(穿刺部圧迫止血のため)で、12時間水平仰臥位を保つのは腰椎穿刺後の対応(低髄液圧症候群予防)と混同した誤りであり、骨髄穿刺後の指示としては過剰である。まとめて解く
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