第115回 看護師国家試験 午後問176
老人性皮膚搔痒症の特徴はどれか。
正答2
解説
正解は2。
老人性皮膚搔痒症(pruritus senilis)は加齢に伴う皮脂分泌低下と角質水分量低下(ドライスキン、皮脂欠乏症)により、明らかな湿疹様の発疹なく全身性に痒みを訴える疾患である。
下腿・腰部・背部などに広がり、冬季や入浴後(高温・長時間入浴で皮脂が流出)に増悪する。
皮膚は乾燥して粉をふいたような外観を呈する。
1の水痘感染歴と関連するのは帯状疱疹で、神経節に潜伏したVZVの再活性化により体節性の有痛性水疱を生じる病態であり、別疾患である。
3の治療は保湿剤外用と抗ヒスタミン薬、入浴環境の調整が中心で、原因物質除去は接触皮膚炎の治療法。
4は紅斑性丘疹を伴うのはアトピー性皮膚炎や湿疹・皮膚炎群で、老人性皮膚搔痒症は基本的に皮疹を伴わない(掻破による二次性湿疹化は除く)特徴がある。まとめて解く
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