第115回 看護師国家試験 午後問158
口すぼめ呼吸によって生じるのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
口すぼめ呼吸は鼻から1〜2秒で吸ってから口をすぼめて4〜6秒かけてゆっくり息を吐く呼吸法で、呼気時に口腔内圧および気道内圧を上昇させる。
これにより末梢気道(細気管支)の閉塞・虚脱(COPD患者で問題となる動的気道閉塞)を防ぎ、肺胞内の空気を効率よく排出できる。
肺胞内に閉じ込められた空気(air trapping)を減らし呼吸困難を緩和する効果がある。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の呼吸法として呼吸リハビリテーションで推奨される。
2の呼吸回数はゆっくり吐くため減少する(過呼吸の改善)、3の末梢気道閉塞は防止される(気道内圧上昇で気道が開存する)、4の1回換気量は増加するため、いずれも誤り。
横隔膜呼吸(腹式呼吸)と併用してCOPDの呼吸リハビリの基本となる手技である。まとめて解く
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