第115回 看護師国家試験 午後問155
コミュニケーションの方法として筆談が適しているのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
構音障害は言語理解と表出(語彙・文法・構文)の高次機能は保たれるが、発声・発音に関わる運動的障害により発話が不明瞭となる状態で、書字能力は保たれるため筆談が有効なコミュニケーション手段となる。
脳血管障害(仮性球麻痺・球麻痺)、パーキンソン病、ALS、頭頸部腫瘍術後などで生じる。
1の全失語は理解・表出ともに重度障害され、筆談も困難で絵カードやジェスチャーの活用が必要。
3の運動性失語(Broca失語)は発話だけでなく書字も類似のパターンで障害されやすく、筆談単独では限界がある。
4の感覚性失語(Wernicke失語)は言語理解そのものが障害され、書かれた文字の理解(読解)も困難で筆談は不適切である。
失語症(言語機能の障害)と構音障害(運動の障害)の鑑別は基本である。まとめて解く
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