第115回 看護師国家試験 午後問126
胎児の卵円孔の位置で正しいのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
卵円孔は胎児期にのみ機能する右心房と左心房の間の交通孔で、心房中隔の卵円窩部に存在する。
胎盤由来の酸素化された血液が下大静脈を経由して右心房に入り、卵円孔を通って左心房へ直接流入することで、肺循環をバイパスして全身(特に脳と心臓)に効率よく酸素を供給する。
出生後は呼吸開始による肺血流増加で左房圧が右房圧を上回り機能的に閉鎖し、生後数か月で解剖学的に閉鎖して卵円窩となる。
1の心室間の交通は心室中隔欠損で先天性心疾患。
3の肺動脈と大動脈間の交通は動脈管(ボタロー管)で、これも胎児循環のシャント。
4の臍静脈と下大静脈をつなぐのは静脈管(アランチウス管)。
胎児循環の3つのシャント(卵円孔・動脈管・静脈管)の位置と役割の整理は必須事項である。まとめて解く
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