第115回 看護師国家試験 午前問50
廃用症候群の説明で適切なのはどれか。
disuse syndrome
正答2
解説
正解は2。
廃用症候群(生活不活発病)は不活動・長期臥床により生じる全身の機能低下で、骨からのカルシウム流出(脱灰)に伴う高カルシウム尿症が起こり、尿路結石(特に尿管結石)を発症しやすくなる。
他に廃用性筋萎縮(1週間で10〜15%筋力低下)、関節拘縮、起立性低血圧、深部静脈血栓症(DVT)、褥瘡、沈下性肺炎、便秘、精神面では抑うつ・認知機能低下、せん妄など多臓器に及ぶ。
1がん患者でも臥床期間が長いと発症する、がん患者は除外されない。
3加齢で予備力が低下しているため進行が速くなる(高齢者は数日の臥床で顕著に出現)、遅くなるは誤り。
4二次的に低血圧・起立性低血圧を発症する(自律神経・血管調節能低下)ため高血圧ではない。
予防は早期離床・関節可動域訓練・ポジショニング・座位耐性訓練・栄養補給が基本となる。まとめて解く
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