正答2
解説
正解は2です。
廃用症候群(生活不活発病)の特徴を問う問題です。
廃用症候群は、安静臥床や活動量の低下で全身の機能が衰える状態です。
骨格系では、骨に荷重がかからないことでカルシウムが骨から溶け出します。
【選択肢別解説】
1:× 廃用症候群は、活動量が低下すれば病気の種類にかかわらず起こります。
がん患者でも臥床が続けば発症します。
2:○ 臥床が続くと骨からカルシウムが溶け出し、尿中のカルシウムが増えます。
尿が停滞しやすいことも加わり、尿路結石ができやすくなります。
3:× 高齢者は体の予備力が小さいため、廃用症候群は加齢とともに早く進行します。
進行が遅くなるのではありません。
4:× 廃用症候群では自律神経による血圧調節が低下し、起立性低血圧が起こりやすくなります。
高血圧を発症しやすいのではありません。
【ポイント】
廃用症候群には、筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、深部静脈血栓症、褥瘡、便秘、抑うつなどがあります。
予防の基本は、早期離床と関節可動域訓練です。