第113回 看護師国家試験 午後問232
Aさん(24歳、女性)は大学卒業後、一般企業に就職したが、何度も自宅の鍵を閉めたかどうかを確認するため、遅刻を繰り返した。
連絡せずに複数回の遅刻があったことを上司のBさんから強く注意され、うつ状態となったため精神科外来を受診したところ、強迫性障害と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉が処方された。
内服を始めて1週後、A さんは看護師に「鍵を閉めたかどうかの確認が増え、睡眠時間が減ってつらい」と訴えている。
看護師の声かけで適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「「睡眠状況を具体的に教えてください」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「「主治医に薬の変更を相談しましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
3の「「B さんに別の部署に異動したいと伝えてみましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「「鍵を閉めたかどうか気になるときは別のことを考えましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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