第113回 看護師国家試験 午後問227
Aさん(32歳、初産婦)は、夫と2人で暮らしている。
骨盤位のために妊娠38週0日に予定帝王切開術で午前11時に男児を出産した。
分娩時出血量は480mLであった。
出生後、手術室で男児と面会をして「無事に生まれてきてくれてありがとう」と話した。
帰室後、子宮底は臍高、硬度良好、悪露は赤色で20gであった。
後陣痛と創部痛があり夜間に鎮痛薬を使用した。
帝王切開術後3日、子宮底は臍下3横指、悪露は褐色であった。
乳房に熱感があり、乳管は左右とも3本開通しており、移行乳の分泌を認める。
看護師が訪室すると A さんは「まだ、お腹の創が痛くて、動くのはつらいです」と話す。
慣れない手付きで児に授乳をしながら「上手にできなくてごめんね」と児の顔を見て語りかけている。
A さんと児の目と目が合う様子がみられる。
アセスメントで適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「母子相互作用がみられる。」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「子宮復古が遅れている。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「乳汁分泌が遅れている。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
4の「マタニティブルーズである。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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