第112回 看護師国家試験 午後問227
Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経腟分娩した。
産後は夫が育児休業を取得し、自宅で夫と2人で子育てをする予定である。
産褥1日、バイタルサインは、体温36.7℃、脈拍70/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL。
子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。
悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。
Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。
会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。
尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。
産褥3日、A さんの夫から「退院後は私が子どもの沐浴をします。
子どもの身体の洗い方は動画で学んだのですが、沐浴のときに注意することはありますか。
寒い時期なので心配です」と看護師に質問があった。
A さんの夫への説明で適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「「着替え用の衣類が冷たくないか、沐浴前に確認しておきましょう」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
2の「「10 分程度お湯に浸けて赤ちゃんを温めましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「「ベビーバスには 50 ℃のお湯を準備しましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「「沐浴する場所の室温は 30 ℃に設定しましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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