第112回 看護師国家試験 午後問213
Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。
今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。
頭痛、嘔吐、めまいはない。
現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。
1年前から受診を自己判断で中断している。
身体所見:身長170cm、体重100kg。
体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。
対光反射(+)、瞳孔不同(-)。
歩行可能。
右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。
検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na131mEq/L、K3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP22mg/dL。
動脈血液ガス分析pH7.32。
血漿浸透圧394mOsm/L。
尿ケトン体(±)。
A さんの糖尿病足病変の悪化を防ぐ目的で看護師が行う指導で正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1、3。
「「靴下を履きましょう」 / 「暖房器具に足を近づけないでください」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1は、設問で問われた正しいものの条件に合う。
2の「「月に1回、足を観察してください」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3は、設問で問われた正しいものの条件に合う。
4の「「足の傷は痛みが出てから受診してください」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
5の「「鶏眼èうおのめêが出来た場合は自分で削ってください」 corn」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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