正答5
解説
正解は5です。
肩関節の屈曲の可動域測定で、角度の測り方を正しく示した図を選ぶ問題です。
肩関節の屈曲は、上肢を前方へ挙上する運動です。
関節可動域の測定では、肩峰を通る床への垂直線を基本軸、上腕骨を移動軸とし、腕を下ろした位置を0度として測ります。
【選択肢別解説】
1:× 1は、腕を後ろへ引いた図で、肩の高さの水平線から下方の腕までの角度を示しています。
後方への運動は伸展であり、基本軸も垂直線ではないため誤りです。
2:× 2は、腕を下ろした垂直線から後方へ引いた腕までの角度を示しています。
これは肩関節の伸展の測り方であり、屈曲ではありません。
3:× 3は、頭の上方へ伸びる垂直線から、前方に挙げた腕まで下向きに測った角度です。
0度の位置が腕を下ろした位置ではないため、屈曲の角度を正しく表していません。
4:× 4は、肩の高さの水平線から、前方に挙げた腕までの角度を示しています。
基本軸が水平線になっており、腕を下ろした位置からの角度になっていません。
5:○ 5は、腕を下ろした位置の垂直線から始まり、前方へ挙上した腕までの角度を示しています。
基本軸を垂直線、移動軸を上腕骨とし、0度から前方へ測る正しい屈曲の測定方法です。
【ポイント】
肩関節の参考可動域は、屈曲が180度、伸展が50度です。
屈曲と伸展はどちらも、腕を下ろした位置(0度)から前方または後方に何度動いたかで測ります。