正答2
解説
正解は2です。
糸球体では、物質の大きさ(分子量)と電荷によって濾過されるかどうかが決まります。
分子量が小さい物質は濾過され、大きな蛋白質や血球は濾過されません。
ミオグロビンは分子量約1万7千の小さな蛋白質のため、糸球体で濾過されます。
【選択肢別解説】
1:× フィブリノゲンは分子量が非常に大きい蛋白質のため、正常な糸球体では濾過されません。
2:○ ミオグロビンは分子量が小さいため糸球体で濾過されます。
横紋筋融解症では大量に濾過され、ミオグロビン尿や急性腎障害の原因になります。
3:× アルブミンは分子量が約6万6千と大きく、陰性に荷電しているため、正常な糸球体ではほとんど濾過されません。
4:× 血小板は細胞成分で、正常な糸球体では濾過されません。
5:× 赤血球は細胞成分で、正常な糸球体では濾過されません。
尿中に赤血球が出る場合は糸球体や尿路の障害を疑います。
【ポイント】
健康な人の尿には蛋白質や血球はほとんど含まれません。
尿蛋白や尿潜血の陽性は、糸球体の障害を示す重要な所見です。