第111回 看護師国家試験 午後問233
Aさん(65歳、女性、要支援1)は1人暮らし。
慢性心不全で定期的に外来受診していた。
下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。
入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。
Aさんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
退院後、心不全の増悪を予防する目的で訪問看護を週に1回利用することになった。
A さんは夕方に下肢の浮腫が悪化するのを気にしており、訪問看護師に助言を求めた。
訪問看護師の A さんへの助言で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「「外出時は弾性ストッキングを履きましょう」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「「靴は大きめのサイズを選びましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
3の「「下肢の中枢から末梢にマッサージしましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「「就寝時には湯たんぽを身体から2、3cm 離して置きましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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