正答2
解説
正解は2です。
心拍出量は「1回拍出量×心拍数」で決まります。
1回拍出量は、前負荷(静脈還流量)、心筋収縮力、後負荷(大動脈圧など)の3つの因子で変化します。
【選択肢別解説】
1:× 心拍数が増加すると、正常な範囲では心拍出量は増加します。
2:○ 大動脈圧が上昇すると、心室が血液を押し出す抵抗(後負荷)が増えます。
そのため1回拍出量が減り、心拍出量は減少します。
3:× 静脈還流量が増えると心室の充満が増し、フランク-スターリングの法則により1回拍出量と心拍出量は増加します。
4:× 心筋収縮力が上昇すると1回拍出量が増え、心拍出量は増加します。
【ポイント】
前負荷と収縮力の増加は心拍出量を増やし、後負荷の増加は心拍出量を減らします。
高血圧が続くと後負荷の増大に対抗して心筋が肥大し、やがて心不全の原因になります。