第109回 看護師国家試験 午後問149
二次性高血圧症の原因となるホルモンはどれか。
secondary hypertension
正答1
解説
正解は1。
二次性高血圧は明確な原因疾患による高血圧で、代表は原発性アルドステロン症である。
副腎皮質球状帯から分泌されるアルドステロン過剰により遠位尿細管でのNa再吸収・K排泄が亢進し、高Na・低K血症・体液貯留・血圧上昇が起こる。
ほかに二次性高血圧の原因にクッシング症候群(コルチゾール)、褐色細胞腫(カテコラミン)、腎血管性高血圧、睡眠時無呼吸症候群、薬剤性(NSAIDs・経口避妊薬)等がある。
2のソマトスタチンは消化管ホルモン抑制・GH抑制因子で血圧上昇には関与しない。
3のグルカゴンは血糖上昇ホルモンで血圧への直接作用はない。
4のメラトニンは松果体由来の睡眠ホルモンでむしろ降圧傾向。
高血圧は全体の約9割が本態性高血圧、約1割が二次性。
若年発症や治療抵抗性では二次性を疑う。まとめて解く
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