第109回 看護師国家試験 午後問148
体温のセットポイントが突然高く設定されたときに起こるのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
体温調節中枢のセットポイントが感染症などで急に上昇すると、現在の体温が新しいセットポイントより低く感じられ、体は「寒い」と判断する。
そのため熱産生を増やすために皮膚血管を収縮させ(皮膚冷感、悪寒)、骨格筋を震わせ(戦慄、シバリング)、立毛筋を収縮させて鳥肌(立毛)を立てる。
発熱の上昇期にみられる典型的反応である。
2の発汗、4の皮膚血管拡張は逆に解熱期(セットポイントが下がるか平熱に戻ったとき)にみられる熱放散反応。
3の代謝抑制も誤り。
発熱期は代謝亢進(体温1℃上昇で基礎代謝13%増、心拍数毎分8~10回増)が起こる。
発熱の3相は①上昇期(悪寒・戦慄)、②極期(高温持続、頭痛・倦怠感)、③解熱期(発汗・体温低下)。
看護では上昇期に保温、極期にクーリング、解熱期に水分補給。まとめて解く
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