第108回 看護師国家試験 午前問84
アセチルコリンで収縮するのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
「排尿筋」と「腓腹筋」が正しい。
アセチルコリン(ACh)はムスカリン受容体(M)とニコチン受容体(N)の2系統に作用する。
排尿筋(膀胱平滑筋)はM3受容体で副交感神経刺激により収縮(排尿)し、抗コリン薬で弛緩(過活動膀胱治療)。
腓腹筋(骨格筋)はN受容体で運動神経刺激により収縮する(神経筋接合部)。
選択肢1の心筋はM2受容体で迷走神経刺激により心拍数低下・収縮力低下を起こし、収縮ではなく抑制方向に働く。
4の立毛筋(交感神経支配)、5の瞳孔散大筋(交感神経支配)はノルアドレナリン(α受容体)刺激で収縮する平滑筋であり、アセチルコリンでは収縮しない。
自律神経の受容体と効果器の組合せは薬理学で必須の知識である。まとめて解く
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