第106回 看護師国家試験 午後問190
病的な老化を示すのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
動脈の粥状硬化(アテローム性動脈硬化)は脂質・炎症性変化を伴う病的な動脈壁変化で、加齢に伴う生理的変化ではなく病的老化に分類される。
心筋梗塞・脳梗塞の基盤病態となり、選択肢2が正解。
選択肢1の肝臓萎縮は加齢による生理的変化の範囲内(肝重量は60歳以降漸減)。
3の毛様体筋機能低下は老視(調節力低下)として全員に生じる生理的老化。
4の心筋弾性線維減少は加齢に伴う心筋のリモデリングで生理的範囲。
5の膀胱平滑筋線維化も加齢で全員に起こり蓄尿障害・残尿の原因となる生理的変化。
病的老化は危険因子(高血圧・脂質異常・糖尿病・喫煙)により促進され予防可能で、生理的老化との区別が重要となる。まとめて解く
第106回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第106回 看護師国家試験 の全240問を見る →