正答1
解説
正解は1です。
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβなどの異常なたんぱく質が蓄積し、神経細胞が徐々に失われる病気です。
記憶をつかさどる海馬から萎縮が始まります。
【選択肢別解説】
1:○ 新しいことを覚えられない近時記憶の障害は、初期から目立つ症状です。
海馬が早い時期から障害されるためです。
2:× 幻視が特徴的な症状なのは、レビー小体型認知症です。
アルツハイマー型認知症の特徴的な症状ではありません。
3:× アミロイドβの沈着は、発症の20年ほど前から始まるとされます。
沈着が始まってすぐに発症するわけではありません。
4:× アルツハイマー型認知症では、歩行障害は進行した段階で現れます。
初期から歩行障害が目立つのは、血管性認知症や正常圧水頭症などです。
5:× 嚥下障害が多く現れるのは、末期の段階です。
初期にはみられないのが一般的です。
【ポイント】
アルツハイマー型認知症は「近時記憶障害から始まり、ゆっくり進行し、運動障害は後期」に現れます。
レビー小体型認知症は「幻視・パーキンソン症状・認知機能の変動」が特徴です。