正答1
解説
正解は1です。
事例研究を行うときの倫理的配慮を問う問題です。
事例研究では、利用者の個人情報やプライバシーに深く関わる情報を扱うため、対象者の権利を守ることが求められます。
【選択肢別解説】
1:○ 研究の目的や内容、方法を事例の対象者に説明し、同意を得てから研究を行います。
対象者が自分の意思で参加を決められるようにするためで、研究倫理の基本です。
2:× 個人が特定できるように氏名を記載するのは、プライバシーの侵害になります。
氏名はAさんなどの記号に置き換えて匿名化します。
3:× 得られたデータは、研究終了後すぐに破棄するのではなく、決められた期間は適切に保管します。
研究の検証などに必要になることがあるためです。
4:× ほかの論文を利用するときは、一部であっても引用元を明示しなければなりません。
明示しないと盗用に当たります。
5:× 事実を拡大解釈して研究成果を得ることは、データの改ざんや誇張に当たります。
事実をありのままに記述しなければなりません。
【ポイント】
事例研究の倫理的配慮には、説明と同意、匿名化、データの適切な管理、引用の明示、事実の正確な記述があります。
同意は、いつでも撤回できることもあわせて説明します。