正答3
解説
正解は3です。
利用者の家族と信頼関係を築くためのコミュニケーションを問う問題です。
信頼関係(ラポール)は、相手の思いや経験を受け止めて理解しようとする姿勢から生まれます。
【選択肢別解説】
1:× 介護技術を教えることは、家族の介護負担を軽くする支援として役立ちます。
しかし、信頼関係を築くことを目的としたコミュニケーションではありません。
2:× 当事者の会への参加の提案は、情報提供としての支援です。
家族の思いを聴く前に提案しても、信頼関係の構築にはつながりにくいと考えられます。
3:○ 家族がこれまでの介護で経験してきた苦労や思いを、共感的に聴きます。
家族は自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、介護福祉職との信頼関係が築かれます。
4:× 介護を続ける強い気持ちがあるかを質問すると、家族は責められているように感じるおそれがあります。
信頼関係を損なう可能性があります。
5:× 介護保険が使える範囲の説明は、制度の情報提供です。
必要な支援ですが、信頼関係の構築を目的としたものではありません。
【ポイント】
家族支援では、まず家族の介護の経験や気持ちを受け止め、ねぎらうことから始めます。
信頼関係ができてから、介護技術の助言や社会資源の情報提供を行うと受け入れられやすくなります。