Gさん(79歳、女性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所して、3週間が経過した。
施設での生活には慣れてきているが、居室でテレビを見て過ごす時間が長くなった。
ある時、Gさんが、「気分転換に台所を借りて、自分でおやつを作ってみたい」と介護福祉職に話した。
Gさんのレクリエーション活動の計画作成にあたり、介護福祉職が留意すべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
Gさんは入所して3週間がたち、施設に慣れてきた一方で、「居室でテレビを見て過ごす時間が長くなった」状況です。
そこへ本人から「気分転換に台所を借りて、自分でおやつを作ってみたい」という希望が出ました。
レクリエーションは、本人の意欲や興味を生かし、生活の楽しみや生きがいにつなげることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× Gさんは「台所を借りて」作りたいと希望しています。
居室で行うようにするのは、本人の希望に沿っていません。
2:× おやつのメニューは、Gさん自身が選ぶことで意欲や楽しみが高まります。
介護福祉職が選ぶのは本人主体ではありません。
3:× レクリエーションでは、施設にある道具や既存の活動よりも、本人の興味や関心を優先して考えます。
4:× Gさんは自分でおやつを作りたいと話しています。
集団で行うことを優先するのではなく、本人の希望に沿った形を考えます。
5:○ 本人が希望したおやつ作りをきっかけに、居室にこもりがちな生活に楽しみや役割をもてるようにすることは、レクリエーションの目的に合っています。
【ポイント】
レクリエーションは、決められたプログラムに参加させることではありません。
本人の「やってみたい」を生かし、生活全体を豊かにする視点で計画します。