Bさん(80歳、女性)は、介護老人保健施設に入所が決まった。
今日はBさんが施設に入所する日であり、C介護福祉職が担当者になった。
C介護福祉職は、初対面のBさんとの信頼関係の形成に向けて取り組んだ。
C介護福祉職のBさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
初対面の利用者との信頼関係(ラポール)を築くには、まず介護福祉職のほうから自分が何者かを伝え、安心感を与えることが大切です。
距離の取り方や触れ方、言葉遣いにも、相手への敬意を示す配慮が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 関わりを控えると、Bさんは誰に頼ればよいかわからず不安になります。
信頼関係を築くには、介護福祉職から積極的に関わることが必要です。
2:× 真正面に座ると視線がぶつかり、相手に緊張や圧迫感を与えやすくなります。
面談では斜め前や横に座る位置が適しています。
3:○ 担当者が自分から名前や役割を伝えることで、Bさんは相手が誰かを理解し安心できます。
自己紹介は信頼関係を築く第一歩です。
4:× 手に触れることが安心につながる場面もありますが、初対面で終始手を握るのは相手に不快感を与えるおそれがあります。
触れる場合は相手の反応を確かめながら行います。
5:× Bさんは80歳の人生の先輩です。
孫のようななれなれしい口調ではなく、相手の尊厳を守る丁寧な言葉遣いで話します。
【ポイント】
初対面では「自分から名乗る」「適切な距離をとる」「丁寧な言葉で話す」が基本です。
座る位置は、真正面よりも斜め前(直角法)のほうが緊張を和らげます。