Eさん(30歳、女性、知的障害、障害支援区分2)は、現在、日中は特例子会社で働き、共同生活援助(グループホーム)で生活している。
今後、一人暮らしをしたいと思っているが、初めてなので不安もある。
次のうち、Eさんが安心して一人暮らしをするために利用するサービスとして、適切なものを1つ選びなさい。
正答4
解説
正解は4です。
障害者総合支援法のサービスのうち、一人暮らしへの移行を支えるものを選ぶ問題です。
Eさんは「特例子会社で働き」、グループホームで暮らしていますが、「一人暮らしをしたい」「初めてなので不安もある」と考えています。
就労はできているので、必要なのは一人暮らしの生活面を見守り支える支援です。
【選択肢別解説】
1:× 行動援護は、知的障害や精神障害で行動に著しい困難がある人の外出時に、危険を回避する支援を行うサービスです。
Eさんの一人暮らしの不安に応えるものではありません。
2:× 同行援護は、視覚障害により移動が著しく困難な人の外出に同行し、情報提供などを行うサービスです。
Eさんは視覚障害ではありません。
3:× 自立訓練(機能訓練)は、身体機能や生活能力の向上のためのリハビリテーションを一定期間行うサービスです。
一人暮らしの生活を見守る支援ではありません。
4:○ 自立生活援助は、グループホームなどから一人暮らしに移行した人に、定期的な訪問や随時の相談対応を行うサービスです。
生活上の課題を早めに把握して支えるため、Eさんの不安に直接応えられます。
5:× 就労継続支援は、一般企業での就労が難しい人に働く場を提供するサービスです。
Eさんはすでに特例子会社で働いており、必要としていません。
【ポイント】
自立生活援助は2018年に創設されたサービスで、原則1年間の利用が想定されています。
施設や病院から地域生活へ移る準備の支援は地域移行支援、一人暮らしを始めた後の定期的な訪問の支援は自立生活援助と整理しましょう。