正答2
解説
正解は2です。
「ニッポン一億総活躍プラン」(2016年)に盛り込まれた地域共生社会の考え方を問う問題です。
地域共生社会とは、支え手と受け手に分かれるのではなく、住民一人ひとりが役割をもち支え合う社会を指します。
【選択肢別解説】
1:× 日本型福祉社会は、1970年代末に打ち出された考え方です。
家族や地域の相互扶助を重視し、公的福祉を抑える方向をめざしたもので、本プランの内容ではありません。
2:○ 「我が事・丸ごと」の地域づくりが正しいです。
住民が地域の課題を「我が事」として受け止め、福祉の各分野を「丸ごと」つなげて支える体制をつくることが掲げられました。
3:× 健康で文化的な最低限度の生活の保障は、日本国憲法第25条の生存権の規定です。
地域共生社会の実現に関する記述ではありません。
4:× 社会保障と税の一体改革は、消費税率の引き上げと社会保障の充実を一体で進めた改革です。
2012年に関連法が成立したもので、本プランとは別のものです。
5:× 皆保険・皆年金体制は、1961年に実現した制度の枠組みです。
すべての国民が公的医療保険と公的年金に加入する仕組みを指します。
【ポイント】
地域共生社会の実現に向け、2017年と2020年に社会福祉法が改正されました。
2020年改正では、相談支援などを一体的に行う重層的支援体制整備事業が創設されています。