「高齢者虐待防止法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
(注) 「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
正答1
解説
正解は1です。
高齢者虐待防止法は、65歳以上の高齢者に対する虐待を防止し、養護者への支援も定めた法律です。
虐待の主体は、家族などの「養護者」と、施設や事業所の「養介護施設従事者等」の二つに分けられています。
【選択肢別解説】
1:○ 法律の対象は、養護者による虐待と、養介護施設従事者等による虐待です。
家庭内だけでなく施設内の虐待も対象に含まれます。
2:× 虐待の類型は、身体的虐待、介護等放棄(ネグレクト)、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待の五つです。
三つではありません。
3:× 通報先は施設長ではなく市町村です。
施設の従事者が施設内の虐待を発見した場合も、市町村に通報しなければなりません。
4:× 立入調査の際、市町村長は必要に応じて警察署長に援助を求めることができます。
警察官の同行が義務づけられているわけではありません。
5:× 通報は、虐待を受けたと「思われる」高齢者を発見した段階で行います。
虐待の事実を確認してから通報する必要はありません。
【ポイント】
「5類型」「通報先は市町村」「疑いの段階で通報」の三つは繰り返し出題されます。
通報した人は守秘義務違反に問われないことも覚えておきましょう。