正答3
解説
正解は3です。
この問題は、加齢に伴う記憶と注意機能の変化を問うています。
加齢によって低下しやすい機能と、保たれやすい機能を区別することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者が自分の人生を振り返ると、10歳代から30歳代頃の出来事を特によく覚えている傾向があります。
これをレミニセンス・バンプといいます。
2:× 数字の逆唱は、覚えながら頭の中で並べ替える作動記憶(ワーキングメモリー)を使う課題で、加齢の影響を受けて低下します。
3:○ 複数のことに注意を振り分けて同時に行う能力(分割的注意)は、加齢によって低下します。
4:× 高齢者は不要な刺激を無視して必要な情報に注意を向ける力が低下します。
騒がしい場所では若年者より作業効率が下がります。
5:× 個人の体験の記憶であるエピソード記憶は、加齢の影響を受けやすい記憶です。
一方、意味記憶や手続き記憶は保たれやすいとされます。
【ポイント】
加齢で低下しやすいのは「エピソード記憶」「作動記憶」「分割的注意」です。
保たれやすいのは「意味記憶」「手続き記憶」と覚えましょう。