正答4
解説
正解は4です。
この問題は、加齢による嚥下機能低下の原因を問うています。
飲み込むときには、喉頭が上前方に持ち上がり、喉頭蓋が気管の入り口をふさいで食べ物が気管に入るのを防ぎます。
加齢によって喉頭の位置が下がり、持ち上げる筋力も弱まるため、喉頭の挙上が不十分になって誤嚥しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 加齢によって舌骨の位置は下がります。
上昇するのではありません。
2:× 加齢によって、喉頭を含むのどの位置は下がる方向に変化します。
上昇するのではありません。
3:× 舌骨上筋は喉頭を引き上げる筋肉で、加齢によって筋力が低下します。
増大するのではありません。
4:○ 喉頭の挙上が不足すると、気管の入り口が十分に閉じず、食べ物や唾液が気管に入りやすくなります。
5:× 加齢によって咳嗽反射(むせて異物を出す反射)は弱くなります。
増強するのではありません。
【ポイント】
加齢による嚥下機能低下は「喉頭の位置が下がる」「喉頭挙上が不十分」「咳嗽反射の低下」で説明できます。
むせない誤嚥(不顕性誤嚥)も増えるため注意が必要です。