正答3
解説
正解は3です。
この問題は、心不全が進行したときの症状を問うています。
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態です。
進行すると、肺にうっ血が起きて息苦しさが強くなり、全身の組織に酸素が届きにくくなります。
【選択肢別解説】
1:× 心不全が進行すると、安静にしていても息切れが治まりにくくなります。
2:× 運動は心臓に負担をかけるため、呼吸苦は悪化します。
3:○ 血液によって全身に酸素が十分に運ばれなくなると、唇や指先が青紫色になるチアノーゼが生じます。
4:× 仰臥位では心臓に戻る血液が増えて肺のうっ血が強くなり、呼吸苦が悪化します。
上体を起こした座位の方が楽になります(起座呼吸)。
5:× 心不全の浮腫は下肢に限らず、全身に生じることがあります。
寝たきりの人では背中や仙骨部にもむくみが出ます。
【ポイント】
心不全の代表的な症状は「息切れ」「起座呼吸」「浮腫」「チアノーゼ」です。
呼吸が苦しそうなときは、上体を起こした姿勢をとると楽になります。