Bさん(80歳、女性、要介護1)は、身寄りがなく一人暮らしをしている。
老齢基礎年金で暮らしてきたが、貯金が少なくなり、生活が苦しくなってきた。
このため2万円の家賃支払いも困難になり、通所介護事業所のC生活相談員に、費用がかかる通所介護(デイサービス)の利用をやめたいと言ってきた。
C生活相談員の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、経済的に困窮している利用者を適切な相談機関につなぐ対応を問うています。
Bさんは「貯金が少なくなり」「家賃支払いも困難」になっており、デイサービスをやめたい理由は費用です。
根本的な課題は生活費の不足なので、生活保護の窓口である福祉事務所につなぐことが必要です。
【選択肢別解説】
1:× 利用中止を依頼しても、生活が苦しいという課題は解決しません。
必要なサービスを失うことにもなります。
2:× サービス担当者会議で中止を検討しても、経済的な困窮には対応できません。
まず生活を支える制度につなぐことが先です。
3:○ 福祉事務所は生活保護の相談・申請を受ける機関です。
生活保護を受ければ、介護扶助によって介護サービスの自己負担にも対応できます。
4:× 経済的に苦しいという本人の事情を無視して説得するのは不適切です。
本人の訴えの背景にある課題に目を向ける必要があります。
5:× 無料のサービスを探しても、家賃も払えない生活の困窮は解決しません。
今のサービスが本人に合っているかという点も無視しています。
【ポイント】
生活困窮の相談先は福祉事務所です。
介護職は、利用者の訴えの背景にある生活上の課題を捉え、適切な機関につなぐことが求められます。