「働き方改革」の考え方に関する記述として、適切なものを1つ選びなさい。
(注) ここでいう「働き方改革」とは、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」に基づく諸施策の実施のことである。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、2018年に成立した働き方改革関連法の基本的な考え方を問うています。
働き方改革は、働く人がそれぞれの事情に応じて多様で柔軟な働き方を選べる社会の実現を目指しています。
主な柱は、長時間労働の是正、年次有給休暇の取得促進、正規・非正規の不合理な待遇差の解消です。
【選択肢別解説】
1:× 働き方改革では、時間外労働に罰則付きの上限が設けられました。
原則は月45時間・年360時間です。
2:× 働くことを優先するのではなく、休暇の取得が促進されています。
年10日以上の有給休暇が付与される労働者には、年5日の取得が使用者に義務づけられました。
3:○ 働く人のニーズに応じた多様な働き方を選択できる社会の実現は、働き方改革の目的そのものです。
4:× 待遇の格差を当然とはしていません。
同一労働同一賃金の考え方のもと、正規と非正規の不合理な待遇差は禁止されています。
5:× 中小企業も対象です。
一部の規定は中小企業への適用が猶予されましたが、対象外ではありません。
【ポイント】
働き方改革の3本柱は「長時間労働の是正」「多様で柔軟な働き方の実現」「雇用形態にかかわらない公正な待遇」です。
介護現場の人材確保にも関係するため、基本的な内容を押さえましょう。