正答1
解説
正解は1です。
脳梗塞は、発症の仕組みによってアテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症、ラクナ梗塞に大きく分けられます。
病型ごとに原因や進行の仕方が異なります。
【選択肢別解説】
1:○ 脳梗塞の発症前に一過性脳虚血発作(TIA)が先行する例は、20〜30%程度とされています。
TIAは脳梗塞の前触れとして重要で、早期の受診と治療が必要です。
2:× 心房細動を合併するのはアテローム血栓性脳梗塞ではなく、心原性脳塞栓症です。
心房内にできた血栓がはがれて脳の動脈に詰まります。
3:× 心原性脳塞栓症は階段状に進行するのではなく、突然発症して短時間で症状が完成します。
階段状に進行しやすいのはアテローム血栓性脳梗塞です。
4:× ラクナ梗塞は通常、意識障害を伴いません。
脳の深部の細い穿通枝が詰まる直径15mm未満の小さな梗塞で、症状は比較的軽いことが多いです。
【ポイント】
心原性脳塞栓症は日中の活動時に突然発症し、アテローム血栓性脳梗塞は安静時や睡眠中に発症することが多いと対比して覚えます。
ラクナ梗塞は高血圧が最大の危険因子です。