正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
麻酔に関連する合併症として、腰椎穿刺後の頭痛、悪性高熱症、誤嚥性肺炎が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 腰椎穿刺後の頭痛は体動で増悪します。
穿刺部から髄液が漏れて髄液圧が下がるため、起き上がると頭痛が強くなり、横になると軽くなります。
2:× 悪性高熱症ではアルカローシスではなく、アシドーシスを起こします。
吸入麻酔薬などを引き金に骨格筋の代謝が異常に亢進し、二酸化炭素と乳酸が増えるためです。
3:○ 胃液の誤嚥による肺炎をメンデルソン症候群といいます。
強い酸性の胃液が気道に入り、化学的な刺激で重い肺炎や肺水腫を起こします。
4:× 誤嚥性肺炎はラリンジアルマスクでは確実に予防できません。
ラリンジアルマスクは声門の上に置く器具で気管を密閉しないため、胃内容物の誤嚥を防ぐ効果は気管挿管より劣ります。
【ポイント】
悪性高熱症では、急激な体温上昇、筋強直、頻脈、呼気の二酸化炭素の上昇がみられ、治療薬はダントロレンです。
誤嚥を防ぐため、全身麻酔の前には絶飲食の時間を守ることが重要です。