正答1
解説
正解は1です。
手術の基本として、皮膚切開の方向、入院の要否、手術の目的による分類、創の閉じ方が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 皮膚切開はランゲル皮膚割線と平行に行います。
皮膚割線は真皮の線維が並ぶ方向で、これに沿って切ると創が開きにくく、瘢痕が目立ちにくくなります。
2:× 開腹手術は日帰りでは行いません。
全身麻酔下で腹腔内の操作を行うため、術後の管理と回復のために入院が必要です。
3:× 姑息的手術は完全治癒を目指す手術ではありません。
根治が難しい場合に、症状の緩和や生活の質の改善を目的に行う手術です。
完全治癒を目指すのは根治手術です。
4:× 感染創には一次縫合を行いません。
閉じると膿がたまり感染が悪化するため、開放して洗浄やドレナージを行い、二次治癒や遅延一次縫合を選びます。
【ポイント】
一次縫合は清潔な創に、二次治癒(開放創)は感染創や汚染創に行うと覚えます。
手術は目的によって、根治手術、姑息的手術、診断のための手術などに分けられます。