正答2
解説
正解は2です。
アキレス腱断裂を保存療法で治療する場合の固定方法を問う問題です。
保存療法では、断裂した腱の両端を近づけるため、足関節を底屈位にして固定します。
その後、腱の修復に合わせて底屈角度を徐々に減らしていきます。
【選択肢別解説】
1:× 免荷は必要です。
固定初期に体重をかけると、修復中の腱に張力がかかり、再断裂や腱の延長を招きます。
2:○ 足関節は自然下垂位(尖足位)で固定します。
足が自然に垂れた底屈位では腱の断端どうしが近づき、癒合しやすくなります。
3:× 初期の固定肢位をそのまま維持するのではありません。
腱の修復に合わせて、底屈位から中間位へと段階的に角度を変えていきます。
4:× 4〜5週で固定を除去するのは早すぎます。
腱の修復には時間がかかるため、固定は通常6〜8週程度続けます。
【ポイント】
アキレス腱断裂の固定は「尖足位から始めて徐々に中間位へ」が基本です。
固定除去後も、再断裂を防ぐために補高した靴などで足関節への負担を調整します。