正答4
解説
正解は4です。
肋骨骨折に対する絆創膏屋根瓦状固定の方法を問う問題です。
この固定は、細長い絆創膏を少しずつ重ねて貼り、骨折部の胸郭運動を制限して疼痛を和らげる方法です。
貼る範囲・順序・呼吸のタイミングに決まりがあります。
【選択肢別解説】
1:× 胸部全周には貼りません。
全周に貼ると呼吸が強く制限されるため、前後とも正中線を越えて健側に及ぶ半周強の範囲に貼ります。
2:× 下方に向かってではなく、下方から上方へ向かって順に貼ります。
屋根瓦のように、下の絆創膏に上の絆創膏を一部重ねていきます。
3:× 最大吸気時ではなく、最大呼気時に貼ります。
息を吐いて胸郭が小さくなった状態で貼ることで、胸郭の拡大を抑えられます。
4:○ 約5cm幅の絆創膏を用います。
適度な幅の絆創膏を重ねることで、皮膚への負担を抑えながら骨折部を安定させられます。
【ポイント】
屋根瓦状固定は「最大呼気時に、下から上へ、半周より少し広く」と覚えましょう。
呼吸を制限する固定なので、高齢者や呼吸器疾患のある人では呼吸状態に注意します。