正答2
解説
正解は2です。
骨盤の裂離骨折は、筋の強い収縮によって筋付着部の骨端(骨端核)が引き剥がされる骨折です。
骨端核が骨盤本体と癒合していない思春期のスポーツ選手に多発します。
【選択肢別解説】
1:× 5〜8歳は好発年齢ではありません。
この年代はまだ骨盤の骨端核が出現・発達する途中で、スポーツでの強い筋収縮を受ける機会も少ない時期です。
2:○ 15〜18歳が好発年齢です。
骨端核が残り骨端軟骨が力学的に弱い一方で、筋力が強くなりスポーツ活動も盛んな時期に当たります。
3:× 25〜28歳では骨端核が癒合を終えているため、裂離骨折は起こりにくくなります。
この年代では筋そのものの損傷(肉離れ)が中心です。
4:× 50〜53歳は好発年齢ではありません。
中高年では骨端は完全に癒合しており、裂離骨折はまれです。
【ポイント】
上前腸骨棘は縫工筋・大腿筋膜張筋、下前腸骨棘は大腿直筋、坐骨結節はハムストリングスによって裂離します。
部位と原因筋の組合せは頻出です。